今ここに

今ここに

空が在る、海が在る

私がいる。

今がある

過去も未来もここにあったと気づいた

私がある。

二〇一六年十月 須磨


限りなく白に近づけていくと残るのは何だろう?

そのまなざしに映るのはどんな景色だろう。

私は彼の背中に何を思いシャッターをきったのだろう。

……それは偶然映り込んだだけの情景かもしれないけれど、

写真を見返すと何か意味があったかのように思ってしまう。

この言葉を綴るためにその時撮ったかのような錯覚に陥ってしまう。

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